前回、デザイナーズハウスは大きく分けて
二分類できると述べましたが、それぞれの特徴を説明します。
まずは①の設計事務所です。
もともと設計事務所からスタートし、住宅専門に特化して
設計監理を進めるうちに、業容拡大後インターネットや住宅雑誌に
「かっこいい家」
の施工例(実際には設計だけで施工していません)を宣伝媒体として掲載。
写真を見て「かっこいい家」と飛びつく顧客相手に営業を進めていく手法です。
営業集客が苦手な工務店を系列化して
一見するとハウスメーカーかと
思わせるような営業展開が特徴的です。
大きな問題は契約形態にあります。
施主は設計事務所とは設計業務委託契約を締結し
建築請負契約は工務店と締結するということになります。
これは、引渡し後の建物保証については設計事務所には責任がなく
全て工務店の責任になるとういうことです。
また工事費の見積もりは数社の工務店に相見積もりをさせ
その中で一番良いと判断できる工務店を施主に推薦することになっていますが・・
実際には設計事務所自身には、見積をきちんとチェックする能力はなく
推薦する工務店の判断は設計事務所にとって不利にならないことがベースなのです(-_-;)
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