イエナビ ~欠陥住宅の作り方~

現役ホームインスペクター親子が、住宅建築のリアルな一面を綴っています

タグ:基礎

基礎現場を確認してほしいとご依頼が。
現場での作業工程で、諸々不安になったのでしょうか・・


基礎の出来形測定で
図面上の基礎幅は150mm


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でしたが、結構な部分で・・



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足りてないって・・(-_-;)



色々原因は考えられますが
まずは、きちんと流し込む前に
社内検査を実施してもらいたいものですね。



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まず大きな問題点としてですが

「建設業界受発注の構図問題」があります。



これは大型案件(いわゆる今回のようなデベ開発のマンションなど)だけでなく

低層住宅業界にも勿論当てはまります。





直接のクライアントには常に説明をしていますが

この業界を例えると・・「流しそうめん」のような構図になっています。

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簡単に言えば、上流に居座って

きれいなそうめんを食すことが出来る立場と


下流に行けば行くほど、旨みがなく

誰かの手がついた少しのそうめんしか食せない・・



しかしながら、必ずそうめんは流れてくるので

どこかに属して座ってしまう業界構造です。



連日の報道を観ていると

いわゆる、この「流しそうめん」構造の縮図が手に取るようにわかりますね。

見聞きするのは旭化成の名前ばかりで

元請けの三井住友建設や、一次請けの日立ハイテクノロジーズの

名前があまり上がってこないのが気になります。



勿論、孫請けの旭化成建材もしかるべき対応をきちんとして頂きたいですし

それなりの代償や、社内改革が必要でしょう。





しかし・・・このような大型案件で

ゼネコンの監理者は何をやっていたのでしょうね?

甚だ疑問が残ります。





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