イエナビ ~欠陥住宅の作り方~

現役ホームインスペクター親子が、住宅建築のリアルな一面を綴っています

タグ:地盤

次の問題ですが

マンション傾斜と杭問題の因果関係にあります。



その前段階の話ですが、大前提として



「マンションが傾斜した」という事実と


「杭の施工不良」そして


「杭データの改ざん問題」は、切り離して考えなければいけないと思います。




マンションが傾斜した原因の一つとして

杭の施工不良が考えられるのは周知の通りですが




そもそも地盤調査や解析、杭設計や杭仕様の選定など

多くの??が想像できます。


・ボーリング試験の不十分さ

・設計検討不足による杭長選定ミス


など、色々な話が出てきます(-_-;)

専門的なことは省きますが、もう少し入念に
検討する必要があったのでは?と思います。



また、聞こえ方は変ですが

現状の傾斜程度も、どうなのか?が全くマスコミに

取り上げられていないのはどういうことなのでしょうかね・・




弊職が目にした記事によると、

現在の傾斜は50mスパンで2.5cmということでした。

つまり1/2000という数値です。


西棟とのジョイントで
局部的に発生している数値なのかは不明です・・


仮に上記の数値をもとに全体の傾斜程度の話しますが

これは建築基準法に照らし合わせれば

特に瑕疵想定される寸法ではありません。

住宅の建築紛争でも、引き合いに出される数値ですよ?



まぁ、そもそも建築基準法にいいかげんな部分がありますから

傾斜の程度で、今回のマンション傾斜の是非を問うつもりはありませんが

現在の法律で言えば、現状はグレーな数値とも取れます。
(裁判になったら、間違いなく施工者はそのように主張します)



それなのに、杭のデータ偽装や、そもそもの事業主の初動対応が影響し

いきなり、建て替え論争までに発展するのは、如何なものかと思うのですが・・

あくまで、技術者としてはですけど(-_-;)


そこに住んでいる方々は、ちょっと違うことを知りたいのではないのでしょうか?
本当に安全なのか?
故意に偽装があったのか??
建物の資産価値は???


なんとなく、事件収束を早くしたいだけのように見えてしまいますね・・






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少し話が脱線しましたが・・
一般的にはどのような形で仕事が流れていくかを簡単に。




マンション計画のようなデベ開発案件では

一番上に事業主がいます。

今回で言えば、三井不動産レジデンシャルですね。

ここが一番の上流。




すべての決定権を握っています。

例えば、販売時期から、工期要望があり

販売価格帯から、施工金額の要望があります。


マンションはいわゆる青田売で
できていないものを購入者はローンを組んで契約します。



デベの絶対条件は引渡し日なのです。
遅延すれば資金回収が遅れるし、購入者との契約違反となり、
絶対に遅延できない状況で販売している・・

今のマンション業界の売り方にも問題ありです。



その要望を「出来るよ!」と言った(言わされた)ところに発注するわけです。

で、今回は三井住友建設(準大手ゼネコン)なわけです。



まぁグループ会社ですから・・

内部情報は不明ですが、色々とやりやすい部分があるのですかね。



ちょうど、業界を震撼させた「姉歯事件」の直後ですが

対岸の火事だったのか・・

このような抜本的な構造耐力上の安全に反する工事をしていたわけです(-_-;)




事業主からの圧迫と共に
中間マージンが必要以上にかかってしまう・・
こんな構図ではいいものは出来ませんね。。

 


 


 


 

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まず、今回の騒動では議題に大きなポイントがいくつかあります。


・建設業界受発注の構図問題

・マンション傾斜と杭問題の因果関係

・杭データの偽装

・ハウスメーカーのマンション建設進出


あたりが主なポイントではないでしょうか



・マスコミ報道の仕方・・については、他業界ですから省きます。



弊職のインスペクション業務を考えると

騒いで煽って、、、文句を言った方が営業になるのですが(笑)

あまりそういったブログにはならないかと・・







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