デザイナーズ系の多くは
設計事務所にプランのプレゼンテーションから実施設計を外注。
この問題は外注している設計事務所の資質が問われますが
発注者側に資質をチェックする機能がないことが決定的な問題なのです。
要は、図面やプランをきちんと精査出来ないということです。
デザインを優先するのはいい(?)のですが
これらの問題点があることを施主に十分説明する責任があります。
しかしながら、説明責任を果たしている設計事務所は少ないのが現状です。
なぜならば、設計事務所は・・
建物が完成した後のアフターメンテナンスは無縁だと思っているからにつきます。
分かりやすい例ですと、フラットルーフを採用するには防水のディテール
防水仕様(材料・工法)そのものの選択を間違えると、雨漏れに悩まされます。
また、屋上へのメンテナンスルートがない設計が非常に多いのですが
屋上には土埃・鳥のフン・枯葉などが堆積し、長い期間メンテナンスを
しなければ、これらの堆積物がドレインを塞ぎ、常に屋上に水が溜まった状態になり
大変危険です。
敷地目いっぱいに建物を計画すれば
当初は、有効活用でき、建物が広く使える!と
思いがちですが、長期修繕の足場工事にて支障が出ます。
また、急こう配な屋根計画なども
アフターメンテナンスに考えもしなかった金額が発生する恐れがあります。
実際のインスペクション事例のほんの一部を。
▼お気軽にお問い合わせください▼
インスペクション・ご相談をご希望の方は、下記弊社オフィシャルサイトのお問い合わせフォームよりご連絡願います。お急ぎの方は、電話でも承ります。
住まいと土地の総合相談センターオフィシャルサイト・お問い合わせページ