イエナビ ~欠陥住宅の作り方~

現役ホームインスペクター親子が、住宅建築のリアルな一面を綴っています

2016年01月

この写真・・


CIMG2318


地下室スラブ(地下室から見ると天井)上に
設置してあるアンカーボルトですが
型枠にべったりと接触しています・・


いわゆる、かぶり厚が取れていない状況(-_-;)


アンカーボルトは引き抜きに抵抗する為に
コンクリートとの付着が大切ですが
これだとコンクリートを打ち込んでも・・・

ボルト下端は全くコンクリートがない事になってしまいます。



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地下室の配筋検査でしたが・・
鉄筋同士が近すぎて、コンクリートがまわらない状況(-_-;)


CIMG2324


だいたいどの現場でもそうですが
設計段階で、鉄筋の納まり検討をしていないことが
主な原因です


下の写真は、スペーサーの使い方が悪いですね・・


CIMG2320


横向きに設置されていますが
これだと、コンクリートが下に落下しづらいので
縦使いが基本です

こちらは現場の職人さんの不手際です。


地下室は気を使いすぎることは無いんですが
現場で見かけるのは、気を使っていない現場ばかりです(>_<)



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木造ではたくさんの構造用金物を使用しますが・・


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1本だけ釘がなかったり・・


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1本しか釘がなかったり・・

といった現場を見かけます(>_<)


作業途中で、その場を離れて
忘れてしまうんでしょうか・・


下の写真は確信犯的な

CIMG2300


金物同士がぶつかってしまい
釘を打つのをあきらめた感がアリアリな・・(-_-;)



大事な部材ですから
きちんと施工して頂きたいものです。



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おっと、閉め忘れ・・


HD(ホールダウン)といって
かなり重要な構造金物ですよ!


社内検査⇒瑕疵保険検査
の後に、弊職の検査でしたが・・・(-_-;)



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木造では通気工法が一般的です。

外壁下地と、仕上げ材(サイディングなど)の間に15~18mmの
隙間を作り、外壁内を通気させるのが目的です。


CIMG2094


たまに見かけるのがサッシ回りの不具合。

写真のように、通気胴縁を突き付けに施工してしまうと
通気経路がなくなってしまうので、通気取れない工法になってしまいます(>_<)




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