イエナビ ~欠陥住宅の作り方~

現役ホームインスペクター親子が、住宅建築のリアルな一面を綴っています

2014年06月

RC戸建住宅の設計図書をインスペクションしましたが
だいたい、こんなものですね(-_-;)


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赤ペンがっつりです。


毎回、思うのですが・・
建築士も、もう少し現場を知った方がいいですね。
「地下室を築造するなら、地面を掘る」くらいは、わかってほしいものです。
「建築基準法の階段の勾配」は忘れっちゃたんでしょうか?

住宅設計の難しさは
専門知識を幅広く有する必要がある
事だと思っています。


大きな案件は、
・企画立案をする建築事務所
・基本プランをドラフトする建築事務所
・実施設計図書をドラフトする建築事務所
・構造専門、設備専門の建築事務所
etc


様々な専門分野の力を集結して
計画が進んでいくケースが多いのですが

住宅は、ほとんど1人の設計士に任せることになります。
※あえて設計士と。。後日お話しますね(^^)

よって、かなりの経験値が必要なのですが
実際には、場数を踏むケースが少ないのが問題ですね(-_-;)


独り言ですが・・
一般的に、設計料は10~15%と言われています。
工事請負代金が2500万であれば
設計事務所の取り分は250~375万ということです。

1人で頑張っている建築士事務所であれば
年に2~3棟、設計委託契約を結べば、食べていけますね。
※逆を言えば、それ以上の業務量をこなすのはなかなか難しい・・


10年選手で、設計経験が20~30棟ということです。
難しい問題ですね・・(-_-;)

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インスペクターの業務ですが
出来る限り、後だしジャンケンはしたくないなぁ、と。
常日頃、考えています。

どういったことかというと
完成して引き渡し済の検査も
ご依頼を頂くのですが・・

出来れば工事中から
(もっと言えば、設計契約の前から)
インスペクションさせて頂いていれば
防げたのに・・


という案件や事例が多いのです(-_-;)


以前もブログに書きましたが
「家づくりは、建て主にとって大きな事業計画です」

ましてや、その事業相手は
不動産や建築のプロです。
※プロでない・・のも見受けられますが 笑

契約書に押印する前に
冷静に、事業計画を見直す時期を
作って頂きたいものです。


われわれは、
建築業界のボトムアップをしたくて
インスペクションをしています(^^)

無論、欠陥住宅を引き渡されて
困り果てている建て主のお手伝いも。


結局、家は作り手が命運を握っています。
現場の検査では、職人さんが
次の現場でも、正しいジャッジが出来るように、と

単に指摘し、是正するのではなく・・
そんなつもりでインスペクションをしています。


結果的には、欠陥住宅で
悩む方も少なくなるでしょうから(^^)



***HPも是非ご覧ください(^^)***
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始めた当初、
インスペクターなるものは
数える程度でしたが・・

いまでは、ネット検索すると
様々な方がご活躍されていますね!


当初は嫌な思いもたくさんしました 笑
受注会社からは、単に
「無関係の第三者が、嫌がらせに、重箱の隅をつつきにきた」
くらいにしか思われませんでしたから(-_-;)

工程を教えてくれない 
とか

図面を渡さない
とか

現場に入れてくれない
etc

そりゃもう・・いい思い出ですね 笑
だからと言って、気分でインスペクションはしませんから
いいものはいいし、悪いものは是正する
といった基本姿勢は昔から変わりません。


インスペクターには様々な方がいらっしゃいますが

一番大切なことは
常に公正であること
と思っています。

どんなインスペクターを選んだらいいのか??
と思った方は、まずは上記の点を大切に!!


また、インスペクターの経歴も重要だと思います。
大きく分けると・・

*設計主体から
*工事や現場管理から
*不動産業界から
*住宅コンサルなどから

派生し、インスペクターをやっているかと思いますが
何を重点的に相談されたいのか?
は、インスペクター選びで大切なことと思います(^^)


また
住宅設計や現場管理はとても特殊ですので
住宅経験があまり経験がない方に
住宅を相談するのも、どうかと思います・・

お医者さんもそうですが
単に「医者」という括りでなく
外科・内科・小児科・耳鼻科・皮膚科・・・・・
など、専門性が高い業界ですので。

白衣着てたら、だれでも医者に見えてしまう点も要注意ですよね 笑


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前回書きましたが、
インスペクターの追加説明です(^^)

一般的な業務内容例ですが・・

・設計図が建築主の意向を反映しているかどうか

・設計図が各種法令に適合しているかどうか

・設計図が施工上問題となる個所があるかどうか

・設計図と見積書が適合しているかどうか

・見積書が正しいかどうか

・全体の資金計画に問題がないかどうか

・現場工程表に問題がないかどうか

・各工程の検査の結果改善がある場合の指導ならびにその確認

・竣工検査

・引渡し書類の確認、アフター、保証内容の確認   

などなど。多岐にわたります。


分かりやすく説明すると・・
医療業界でいう、セカンドオピニオンだったりします。

例えば、この先生以外にも

治療法の意見を聞きたい!

とか

この薬であっているのか?

など。。。

素人では分からない部分が
かなり多く存在する業界ならではの
言ってみれば

「受注会社と建て主の間に立って、専門用語を法律に基づき翻訳する」

感じでしょうか・・(^^)


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ホームインスペクターとは?
HPにも明記させて頂いていますので転記を(^^)


ひところ欠陥住宅問題がマスコミをにぎわしました。

しかし、マスコミが取り上げた欠陥住宅は
建築の技術的知識を少しだけ持ち合わせた人たちが、
現場を見てわかってしまう欠陥で、
住宅とはいえない代物です。

問題は目に見えない隠れた部分に欠陥を持った住宅が、
日々いろんな場所で工事されていることです。

旧建設省でもこのような現状から
「住宅の品質確保に関する法律」を制定しましたが、
いぜんとしてお粗末な設計図や現場が多いのが実情です。


私たちはそのような恐れのある設計図や現場を、
第三者の立場からプロフェッショナルな目で、
建築主の変わりに厳しくインスペクション(住宅診断)してまいります。

日本でも随分と浸透してきましたが
アメリカでは設計者や施工者のほかに、
インスペクターを雇い
建築主に技術的な検査結果 を報告し、
指導監督する業務がすでに日常となっております。

 これを機にぜひ間違いの無い住まいを手に入れるためにご利用ください。

ハウスメーカー・工務店・設計事務所等に設計や施工を依頼をする場合、
様々な業務を実施し建物の設計上の問題・施工上の問題を解消します。


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